2020年9月26日に秋田県子どもプログラミング教育研究会の総会と子どものプログラミング教育に関する講演会を実施しました.講演会は和歌山県教育庁の肥田真幸先生をお招きし,『「きのくにICT教育」~和歌山県のプログラミング教育・情報教育~』というタイトルでご講演いただきました.
以前は,プログラミング教育の必要性やプログラミング体験の実施など,プログラミング教育をスタートするための支援が必要とされていましたが,最近は必要とされる支援の内容も大きく様変わりしていると感じます.小学校で実施された授業についてプログラミングが効果的に使われているかどうかの相談や新しい授業内容を設計するためのプログラムに関する相談など,より高度な支援が要求されています.教員向けの研修会で出る質問の中で多いのが,「プログラミング教育の体系に関して」で,何年生に何を教えるとよいのか教えて欲しいという質問が増えています.そこで,今年度の講演会の講師として,プログラミング教育の体系化について一足先を行く和歌山県教育庁の肥田真幸先生を選びました.
熱気あふれる講演で,講演の終了後,質問のある参加者が列を作る状況で,参加者の皆様の興味に合致した講演会が実施できました.