大館国情での5回目の授業を実施しました(2024.10.31)

2024年10月31日に大館国際情報学院高校の授業の第5回目を実施しました.今回が最終回です.前回の授業で測定した発電量のデータをGoogleスプレッドシートで分析しました.太陽を追尾した場合とそうでない場合の発電量を計算してその比を求めることで太陽を追尾することで発電量がどれだけ増えるのか計算します.これで全5回の学習の目的は達成できるのですが,おまけとして,いろいろな統計量を計算し,箱ひげ図を描くという学習を行いました.追尾しない方はみんな同じようにデータをとっているのでデータにばらつきはあまりなく,追尾する方は生徒各自でプログラムを工夫しているのでばらつきがでます.そういったことをグラフでみてみようということなんですが,データがうまくとれていない生徒もいたようで,きれいに比較できる感じにはなりませんでした.データが大事というより,データを分析する手法を学んでほしいと思って実施している学習ですので,これでもよかったと考えています.

さて,大館国情のデジタル探究コースの生徒7名に5日間(授業時間で10時間)にわたり授業を行ってきましたが,参加した生徒たちがとても熱心にそして楽しく授業を受けてくれて授業をする側としてもとても楽しい時間でした.授業の最後に「皆さんがとても熱心に授業を受けてくれて私も楽しかったのです.今週でこの授業は終わりで来週はないけど,こっそり来週も来ちゃおうかなと思いました」とお話ししました.最後もみんな笑ってくれて,よい終わり方だったと思います.

楽しく授業ができたのは,大館国際情報学院高校の津嶋涼悦先生が円滑に授業ができるように入念に準備をしてくださったおかげです.本当にありがとうございました.また大館にお伺いして,国情の生徒たちと一緒に学習する機会があるといいなと思っています.(廣田)