大仙市内学力向上推進委員会(情報活用)研修で講師を担当しました


令和2年度第1回大仙市内学力向上推進委員会(情報活用)研修の講師を依頼され,令和2年7月22日に大曲小学校に行ってきました.27日は高梨小学校,30日に西仙北小で同内容の研修を行う予定です.
研修では,前半に講演を行い,後半は実習を行いました.前半の講演では,プログラミング教育の必要性や小学校におけるプログラミング教育のねらいについて講義し,プログラミング教育の例を紹介しました.後半はまず最初に簡単なワークとして,参加者の先生方に「プログラミングを使ってやりたいこと」を考えてみていただいて,結果を共有しました.その後,Scratchによりプログラミング実習を行いました.実習では,プログラミング的思考を育む授業の進め方として,まず作成するプログラムを見せてからプログラムを作り始めること,プログラムの作成途中でこまめに実行し徐々に完成に近づけていくことなどを説明しました.また,児童にプログラムの全体を作らせる必要はなく教育上効果を考えプログラムの一部を作らせるとか,事前に必要なブロックを準備してそのブロックをどの順番でくみ上げていくとよいのかだけを考えさせるという方法があることを紹介しました.
時間配分が悪く,プログラミング実習の時間が短くなってしまいました.次回はこの点を改善して実施したいと思います.
(廣田千明)

(参考)研修で紹介したプログラムのリスト
https://prog.akita-pu.ac.jp/?page_id=1612